インターネット広告は、広告主が大切な資金を注ぎ込んでマーケティングしているものである。プロのマーケターを抱えていれば、ビシッとターゲティングした潜在顧客に広告を届けるのが彼らの役割。広告が溢れかえる現代にはターゲット外に無駄な費用はかけられない…。
投資に関して調べていれば証券口座開設の広告、プログラミングの勉強をしていればプログラミングスクールの広告、エロ動画を見ていれば元気になる薬の広告…納得がいく…。
しかしなぜ、おっきいおっぱいの広告が男の私に表示されるのか、しかも頻繁に…。
【事実】おっぱいの広告は手が止まる
避けられない性(さが)、生まれながらの業(カルマ)、おっぱいの画像は手が止まる。甚だしく迷惑だ。この記事にもおっぱいの画像につられて迷い込んだ愚者も多いのではないか?
おっぱいで目が止まるのは男性だけなのか?女性も目が止まるのか?もし男性しか目を止めないのであれば、本来のターゲットである女性に届いていないのだから、広告の出し方を間違えているのはないか?
そして何より、なぜ直接のターゲットの女性ではなく、男性にもリーチを広げて広告を出しているのか。無駄な出費ではないのか。
真面目に考察し、3つの説が浮上した。
- 何も考えずに全人類をターゲットとして広告費をじゃぶじゃぶ使っている説
- 広告クリックをコンバージョンとして捉えており、対男性のコンバージョンが高いからターゲットが男性に絞られてしまった説
- 草の根運動的に、豊胸巨乳を求める男性文化を形成している説
おっきいおっぱい広告を男性相手に表示させるマーケターの狙い
脳死広告費じゃぶじゃぶ説
これは考察するまでもなく、お金持ちなんだなあ、利益率高い商売なんだなあって感じ。マーケターがいないパターン
クリックコンバージョン至上主義説
これもちょっとオツムが弱い。広告運用の評価基準がクリックコンバージョンパターン。
クリック後の申し込みをコンバージョンにしないで、クリック自体をコンバージョンに設定した場合はこの悲劇は起きやすいかもしれない。
つまりクリックさせることに最適化しすぎてもっとエロい画像を!もっと男性に!とやった結果が今みたいな感じ。男性はその業の深さからクリックはしてしまうが、豊胸なんてできないからすぐに離脱する。
なぜ広告はクリックされるのに申し込みが増えないんじゃろう…って社長が困ってるかもしれない。
ランディングページが悪いんじゃない。ターゲティングが悪いんだ。
男性がおっきいおっぱいを求める意識・文化づくりをしている説
これが一番深く、面白い考察。
つまり、男性に巨乳の広告・画像を見せまくっておっきいおっぱい大好き星人にしてしまうのである。既にそうかもしれないけど。
例えば女性に「おっぱい大きくしようよ」って広告を出したとする。でも世の中が「おっきいおっぱいなんてどうでもよくね?」って雰囲気だと、女性も「どうでもいっか」となってしまう。
でも逆に広告に毒されたおっきいおっぱい大好き星人が世に溢れれば、「おっぱい大きくしようよ」というメッセージがより重みを持つことになる。
そして更に
特別な男性からの言葉が刺さる
広告に「おっぱい大きくしようよ」と言われるより、彼氏や旦那さんから「おっぱい大きくしようよ」と言われる方が、刺さるのはないだろうか。
マーケティングやブランディングで”何を言うかより、誰が言うか”が大切だってあるけど、まさしくこの事例も「おっぱい大きくしようよ」をターゲットにとって影響力のある人から言わせようとしているのではないかと考察する。
【結論】ターゲットは貧乳に悩む女性のパートナー
広告ってそこまでターゲット絞り込めるのでしょうか?無理な気がするなあ。じゃあやっぱりじゃぶじゃぶ広告費使ってるだけかなあ。
それとも俺が貧乳に悩む女子だと思われている!?
何にせよおっぱいは作業の手を止める悪魔なので広告ブロックします✋🅿️