コロナが一旦落ち着いて、緊急事態宣言が解除されるという一つの節目を迎えましたね!
感染症のブームはすぎましたが、その影響のピークは遅れてくるものもあるかもしれません。
さて、コロナの影響で「有効求人倍率が4年1カ月ぶりの低水準となった。」との記事がありました。
このような状況下で、もしかしたらキャリアチェンジについて考えている人も多いのではないでしょうか!!!
さらにいうと、職業訓練校に通うことについて考えている人もいるのではないでしょうか!!!
いない!?いや!いる!!!!
一足先に離職して、職業訓練校に通うという選択をした身として、何か有益な情報を流すことはできないか…
ということで、今回は僕が職業訓練校でプログラミングを勉強すると選択肢た理由について話したいと思います。
ちなみにYouTubeでも上げたんで、都合の良い方で見てください。(同じ内容)
職業訓練校のメリット(デメリットにもなりうる)
職業訓練校に通う大きなメリットは以下の二つです。
この二つのメリットは人によって違う(もらえる額や、拘束時間が違う)ので、その割合によって職業訓練という選択肢の重みが変わってきます。
このメリットがデカければデカイほど、デメリット部分をカバーすることができます。
お金的メリット
離職後すぐに失業保険が受給できる。
基本的には離職後に3ヶ月以上の制限期間というものがあり、その間失業保険は支給されません。が、
もし職業訓練校に通い始めれば、3ヶ月間の制限期間を無視して、失業保険を受給し始めることができます。(それとは別に7日間の待機期間というものは無視できません。)
職業訓練校に通っている間、失業保険を受給できる
失業保険を受給できる期間は決まっています。(3ヶ月間等)
それが職業訓練校に通っている間は受給可能期間が延長されます。
20万×3ヶ月=60万だったものが、20万×6ヶ月=120万 にもなりえます。
プログラミング系の訓練だと半年から1年のものが多いので、このメリットも享受しやすいように思います。
時間的メリット
訓練の授業時間がフルタイム8時間じゃない
訓練校の授業時間が1日8時間のフルタイムではありません。僕が経験した訓練校は1日6時間です。もちろん残業はありません。
土日祝+時々平日休み
カレンダー通りの休日です。いや、むしろ平日も休みになるので、カレンダー通りじゃないかもしれません。
1ヶ月に1度程ですが、平日に”訓練休”というものがあります。この日は遊ばずにちゃんとに就活しましょう。
職業訓練校のデメリット(メリットにもなりうる)
イケていない。キラキラしていない。
いきないしょーもないデメリットです。が、これは生徒の確保や、モチベーションの向上を考えると、もっとイメージ戦略を大切にしても良いと思います…。
職業訓練校のシステムエンジニア科のホームページのスクリーンショットをなんですけど、なんというか…😩↓↓
古い技術をやることがある(最先端の技術は学ばない)
これは「安定して求人のある技術を」ということで、最先端の技術をやることはなく、過去何年にも渡って利用されている技術・言語を習得します。(システムエンジニアリングではJavaを扱っている訓練校が多い)
僕が調べた段階(2019年冬)ではPythonで人工知能入門みたいな公共職業訓練校もありました。
電話して内容を聞いたら、「テキストを買って、それをやるだけ、そんなに期待しないで下さい」と言われました😂
現場で使われていない技術を学ぶことも…
僕が以前Webサイトコーディングについて学んでいるときに、担当の講師さんが「これはもう現場では使っていない技術なんだけどね〜」と言いながら教えてくれた技術があります。そう言った風に、テキストに書いてあるからやる みたいな、凝り固まった部分も少なからずあると思います。
国が管理している分動きは遅いですし(大きな組織という意味で。)、
IT分野なんて尚更技術の更新が速いので、現場とのギャップは仕方ないところだと思いますけど。
カリキュラムが広範に渡っている
職業訓練校の目的は、生徒の就職です。ですので、プログラミングの技術以外に社会人としての何かしらを勉強するコマがあったりします。
他にも、プログラミングとは直接関係のない、お隣の技術を勉強することもあります。
プログラミングだけやりたい、という人には嫌な時間になってしまうかもしれません。
実務経験を積めない期間・ブランクができる
転職エージェントや、未経験社募集の求人に応募すると言われます。その通りです。
職業訓練に通う間は仕事から離れており、ダラーっと過ごせばブランクです。
職業訓練校を卒業するということ自体に 意味/価値は全くありません。
【私の選択】職業訓練校に通い、得たメリットでデメリットをカバーする
職業訓練校選択の大きな後押しになるのは時間とお金です。
職業訓練校での授業内容に期待をしない、というと語弊がありますが、
プログラミングの学習という意味では、他の選択肢と比べると授業内容が弱いです。
職業訓練にいくのは「学ぶための時間・学ぶための資金・おまけで基礎知識」を得るため(あと人生の先輩の意見が聞ける)。
と割り切って自ら発展した学びを進めることができれば、職業訓練を利用したプログラミング学習は功を成すと思います。
職業訓練校に行きながらオンラインスクール受講や就活をしたって良い
職業訓練校のメリットのお金や時間を再投資する(オンラインスクールや書籍を買う)ことによって、より高水準に学ぶことも出来るでしょう。MENTAとかでメンター 探すのもあり。
未経験入社OKの面接に行って、自分の市場価値や求められる技術の情報集取もいいです。もしやりたい業務のお仕事にオファーをもらえたらすぐに職業訓練校を辞めればいい。
こう言ったフレキシブルに選択できる時間的、金銭的余裕が生まれるのもメリットです。
まあ、人によって失業保険の金額は違うし、訓練校によって授業内容も違うし、全くもって一概には言えないけど、
考えてる人や悩んでる人の1参考になったら嬉しいです。以上!